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ガチャッガイ
■制作・文 / IRON FOX
こんにちは。ガンプラ改造作品をご紹介するこのコーナー「ガンダム スクラッチ ビルディング【GSB】」の記事としては、前回の作品「ベラッガイ「参上!」(ベラボーマン)」から数えて約半年ぶりとなってしまいましたが…まだちゃんと続いてます💧
「まだだ!まだ終わらんよ!」(クワトロ大尉)…というわけで今回、久しぶりの改造作品の制作なので私自身のウォーミングアップも兼ねまして…昔制作した作品を今一度、手直しを施してリビルドした作品「ガチャッガイ」をご紹介したいと思います。
名前からもわかる通り「ガチャピン」がモチーフです…。「ガチャピン」+「ベアッガイ」=「ガチャッガイ」です。ネタ的には、ありふれていますので「アッガイ 改造 ガチャピン」などと画像検索すれば多くの作品が出てくると思いますが………私も作ってみたかったんです☆
制作に至ったきっかけは…昔、あるリサイクルショップのプラモデルコーナーの端に中古の塗料が数個並んだスカスカの棚がありました。よく見てみると棚の下のほうにタミヤのアクリルカラー「ライトグリーン」と「レッド」(下画像)が一つずつ隣通しに並んでいるじゃありませんか!?おじいさんは、それを見た瞬間、「こりゃまるで、ガチャピンとムックじゃー!」と、ひらめいたんだそうです。おしまい。
「誰が小さい、おじいさんだー!」…というわけで、改造箇所も少なめに勢いで一気に制作しました。完成後に本物の「ガチャピン」と見比べてみると、けっこう緑色が違っていましたが、これはこれでキレイな色なので満足しています。それでは画像をご覧ください☆
各部説明
・頭部
「ベアッガイ」の耳のパーツはもちろん使用しないので、取り付け部分の開いている穴をそのまま埋めようとも思いましたが、頭部を真横から見た時に何のモールドもなく間延びしてしまうと思い、大きさがちょうどピッタリ合う、足両サイドの丸形パーツをフタ代わりに取り付けました。足は足で丸形パーツを取り付けるので「HG アッガイ」を別途購入しましたが、当時は中古の「アッガイ」がまだ1000円以下で買えるイイ時代でした…。
続いて口周辺ですが、下側を台形のような形で切り落とし、プラ板で作った「ガチャピン」のチャームポイントである出っ歯を取り付けています。最初に作ったものは四角い形でしたが、取り付けてみたら人間の歯のようで違和感…というか、チョット怖かったので下に行くにつれ狭くなるように角度を付けました。
さらに「ガチャピン」の特徴の一つである、垂れ下がったまぶたは「ベアッガイ」の耳にあたる部分の穴を塞ぐフタ代わりにした丸形パーツを半分にカットし、角度をつけて斜めに取り付けました。角度をつけすぎると「ガチャピン」、めちゃめちゃ困り顔になってしまいます…。
モノアイには、waveから発売されている、おなじみ「H・アイズ(ピンク)」を取り付けています。「ガチャピン」の目にあたる部分はデザイン上の飾りで、このモノアイがメインカメラとなっています。ちなみに「ベアッガイ」の目にあたる部分は、メガ粒子砲(目が粒子砲)という設定です。目が…粒子砲💧
その「ガチャピン」の目にあたる部分ですが、「ベアッガイ」のパーツは高さがあり、目が飛び出してしまうので、瞳の周りのグレーのパーツはコトブキヤのM.S.G プラユニット 丸ノズル〈L〉に交換し、埋め込んであるような形にしました。
・体
前面は一切、手を付けていません…。背面は、前面のような縞模様をエポキシパテで埋めてフラットな状態にし、中央部分に頭部で使用しなかった「ベアッガイ」の耳パーツの前後をヤスリやエポキシパテで形作り、背びれにしました。
ランドセルは、「ベアッガイ」の文字通りのランドセル(下画像)は当然使えないので…別途購入した「HG アッガイ」のものを取り付けました。どのみち頭部に「HG アッガイ」の足両サイドの丸形パーツを使うと決めていたので、ちょうど良かったです…。
体の底面に小さく見える尻尾にあたる部分は、「ベアッガイ」付属の細い棒の先に球体が付いた「ドラえもん」の尻尾のようなパーツでは、恐竜である「ガチャピン」の尻尾のデザインと違いすぎると考え、使えそうなジャンクパーツを探しましたが見当たらなかったので、エポキシパテで全体的なデザインの統一感を損なわないような尻尾を作りました。尻尾だけで言えば、完全フルスクラッチです。
・腕部
ほぼ肩がない「ガチャピン」に近づけるため、「ベアッガイ」の腕先端を覆う肩にあたるパーツは使用しませんでした。関係ありませんが私は現在、重度の五十肩で寝ていても激痛で目が覚めてしまいます…。出来る事なら肩パーツ、部品発注して交換したいものです💧
…話が逸れてしまいましたが、両腕外側のゴツゴツとしたトゲは、勘がいい方はお気づきかもしれませんが、ガンダムハンマー(「HG ガンダム Ver.G30th」付属)のトゲです。私が所有している、いろんなバージョンの「HG ガンダム」から合計14個かき集めました…。
・脚部
脚は無改造です。以上です…。
・カラーレシピ
全体「グリーン」以外はGSIクレオスのミスターホビーを使用。(スミ入れはタミヤエナメルカラーを使用。)
・全体「グリーン」=ライトグリーン(タミヤ アクリルカラー)
・各部関節・バーニア「グレー」=ガンダムカラー MSグレージオン系
・体(前面)「イエロー」=キャラクターイエロー
・体(前面)「ピンク」=ピンク
・目・モノアイレール「ブラック」=セミグロスブラック
・歯「ホワイト」=ガンダムカラー MSホワイト
・モノアイ「ピンク」=クリアーピンク
●塗装後、タミヤエナメルカラーのセミグロスブラック(エナメル溶剤で薄めたもの)で全体にスミ入れ→トップコート(半光沢)・モノアイのみトップコート後にクリアー(水性)で塗装。
・デカール
デカールを貼る位置は、PS4ゲーム「ガンダムブレイカー3」内の「アッガイ」(下画像)を参考にしました。(「ベアッガイ」のパーツにはコーションマークが表示されないため。)画像は頭部のみ「ベアッガイ」です。
使用したデカールは「ガンダムデカール No.44 MG 1/100 ユニコーン Ver.Ka用」、「MG 1/100 MSN-04 サザビーVer.ka」付属、水転写デカール等となります。
最後に…
今回は「アッガイ」を「ガチャピン」に改造するという、さほど驚きもない定番のネタ作品でしたが一応、頭部は「ベアッガイ」を使用することで、よりいっそう「ガチャピン」に近づけることが出来たとは思います…。
…というわけで、次回は「えーっ!あのキットが、こんな作品に!?」…と、誰もがあっと驚く大改造!劇的ビフォーアフター的な作品をご紹介…と言いたいところなんですが!「ガチャピン」と来たら、この方も忘れちゃいけません…相方の「ムック」さんであります。
「ガチャピン」と比べると、少しばかり地味なイメージもありますが、なくてはならない存在です。私的には『ガンダムSEED』で言うと「ガチャピン」が「キラ」で、「ムック」は陰の立役者「アスラン」だと思っています☆(赤い雪男と赤い機体に乗る男…。)
「ムック」も数年前に制作したものを各部、もう一度修正、ブラッシュアップしてご紹介する予定ですが、当時の合わせ目の処理が甘かったり、年月が経ちエポキシパテで改造した部分がひび割れていたり、筆塗り塗装のムラがひどかったり…と状態がかなり悪いので、なかなか手こずりそうです…。しかし最近、更新が遅いこのコーナー…忘れられるといけないので今から界王拳を使って制作し、一日も早くご紹介したいと思います。それでは…
「カラダもってくれよ!!3倍界王拳だっ………ぐふっ!💧」
ギャラリー
ボックスアート
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