■楽天 ホビー・ランキング(模型・プラモデル→ロボット)
■Amazon
→Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(プラモデル・模型)バンダイ 1:250 スケールプラスチックキット MA-06X ザクレロ改造
「MA-06X A12 シャア専用ザクレロ」
フルスクラッチ
「シャア専用サク」
バンダイ 1:144 スケールプラスチックキット RB-79 ボール改造
「RB-79 A12 シャア専用ボール」
制作・文 / IRON FOX
どーも、IRON FOXです。ガンダムと様々なキャラクターとのコラボをガンプラやフィギュアの改造で再現して紹介するこのコーナー、「ガンダム スクラッチ ビルディング(GSB)」も節目の第10回となりますので、今回は一挙に3体まとめてご紹介したいと思います!
その作品とはー!!!…って、すでに上に作品名を書いちゃっておりますが、「シャア専用ザクレロ」!「シャア専用サク」!「シャア専用ボール」!になります!…というわけで今回は題して「シャア専用機スペシャル」としてお送りしたいと思います。ある意味、今回も前回の「ZEon(ジオン)ちゃん」に引き続き「ManiaX(マニアックス)」です…。
知らない人のために簡単な説明をしますと、この3機体は『トニーたけざきのガンダム漫画』というガンダムのギャグ漫画の中に登場する機体でして、漫画自体はチョットお間抜けなシャアの話を中心にアニメ本編とはズレまくっているファーストガンダムの登場人物たちが織りなすパロディー漫画です。
まだ読んだことがないけど今回の作例を見て興味を持たれた方は、内容がファーストガンダム劇中の名場面、名ゼリフのネタがメインなので何となく話を知っている程度でも楽しめますが、ぜひアニメ本編を見てから読んでみてください。さらに3倍面白くなります。
絵は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の作者、安彦良和さんの画風に寄せており「そういえばオレも…時々どっちがオレの原稿だったかわからなくなる…」と安彦さん本人に言わしめる程です。またガンプラやフィギュアなどを使用し、CG加工を駆使した回などもあるのですが面白いのはもちろん、その画像のクオリティーの高さに感心してしまうほどです。
…って何か、めちゃめちゃ褒めてオススメしていますが決して作者トニーさんの差し金ではありません。(笑)それでは写真のほうをご覧ください。どうぞ!
シャア専用ザクレロ
各部説明
それでは、まずは迫力満点フェイス!「シャア専用ザクレロ」の説明をさせていただきたいと思います。
■顔・体
「シャア専用」ということで、大きなお顔のサイズに合う大きなブレードアンテナが額に取り付けられています。大きさ的にメガサイズのシャア専用ザクのものが良さそうでしたが用意出来ないし…次に「ガンダムヘッドコレクション Vol.2」のシャア専用ザクのアンテナを使おうと考えましたが、マイコレクションで一つしか持ってないし…で、けっきょくリサイクル店で偶然見つけた景品のシン・マツナガ専用ザクの頭だけのフィギュア(首の底の部分を上に押すとモノアイの音が鳴るもの。グポーン!)のアンテナを使用しました。あとは特に改造してません…。
■腕部
腕もほぼ改造と言うほどの改造はしていませんが唯一、キットは左肩のハートを2つ射抜いている矢のマーキング部分が立体的に彫ってあったので、その部分をパテで埋めたぐらいです。
■スタンド
キット付属のものはデザイン的に古さを感じたので、「MG ジオング」の肘から先のマニピュレータを支えるスタンドに「HG ジオング」の支柱を取り付けたものに変更しました。
■デカール
シャアの機体を表す「A12」、シャアのパーソナルマーク、ジオン軍のマーク、全て「メガサイズ シャア専用ザク」のデカールを使用。
■カラーレシピ
GSIクレオスのミスターホビーを使用。(スミ入れのみタミヤエナメルカラーを使用。)
全体「レッド①」=ガンダムカラーCG185(MG「シャア専用ザク Ver.2.0」用)
全体「レッド②」=ガンダムカラーCG22(MG「シャア専用ザク Ver.2.0」用)
各部「グレー」=ガンダムカラーMSグレージオン系
各部「ブラウン」=マホガニー
目「ブルー」=シルバー(銀)の上にクリアーブルー
ヒート・ナタ(鎌)=エアークラフトグレー
●塗装後、タミヤエナメルカラーのセミグロスブラック(エナメル溶剤で薄めたもの)で全体にスミ入れ→トップコート(半光沢)→目の部分にクリアー(透明)を筆塗り。
ちなみに「トニーたけざきのガンダム漫画」の話の中ではザクレロをデザインしたのはキシリア閣下であり、真っ赤に塗られて角が付いたザクレロをシャアは頑なに拒んだのか、パイロットはデミトリーとなっています。シャア専用なのに…。
シャア専用サク
各部説明
続きまして赤いタコ星人こと「シャア専用サク」の登場です。
■頭部・体
百均で購入した、底の部分が丸くなっているミニボトル(2個セット)を真ん中で切断したものを2つ用意し、丸い形の方をつなぎ合わせ、モノアイの部分をデザインナイフでくり抜きました。角はHGギャンのものを、口にあたる部分はジャンクパーツ、モノアイはWAVEのH・アイズ3(ピンク)を使用。背中のタンクはプラ棒とエポキシパテで製作。
内部は直径1.2センチのプラ棒の上に、「HG 量産型ザクⅡ」のモノアイ周辺のパーツを上に取り付けています。(上画像、右上の写真参照)
漫画の中では「組み立ても超簡単!」…なんて眉毛のないオールバックの立てよ国民の人が言っていましたが、一から作るとそこそこ大変です。ガンダムエースの付録になればイイのに…。(バンダイから「サク」のミニプラモを出す企画があったそうですが、諸事情によりなくなってしまったらしいです…残念。)
■手・足
「HG 量産型ザク」の腰と足のパイプを使用し、先端をエポキシパテで丸く整えています。
■スタンド
「HG ボール」のスタンドを使用。体を支える部分だけ、バンダイより発売の「魂STAGE ACT.4」のクリップに交換しました。
■カラーレシピ
GSIクレオスのミスターホビーを使用。(スミ入れのみタミヤエナメルカラーを使用。)
全体「ピンク」=ガンダムカラーシャアピンク
モノアイ周辺・口、内部=セミグロスブラック
●塗装後、タミヤエナメルカラーのセミグロスブラック(エナメル溶剤で薄めたもの)で全体にスミ入れ→トップコート(半光沢)→目の部分にクリアー(透明)を筆塗り。
ちなみに『トニーたけざきのガンダム漫画 サクサク大作戦』というサクを中心とした4コマ漫画もあり、今回のシャア専用サク(サク)以外にも元となった機体、丸わかりのクフやトム(リックトム)、キャン、ヒクサムなどといった、ふざけた…いや、可愛らしいキャラが多数登場します。
シャア専用ボール
各部説明
それでは最後に強そうなのか弱そうなのか、よくわからない「シャア専用ボール」について説明させていただきます。
■本体(体)
ボール上部のキャノン砲を、「HG ジオング」の頭部両サイド、アンテナ付近の小型バーニアを取り付けたジオングの手に交換。(ボール本体との取り付け部分はジオングの手首のパーツ。)
2本のスパイクはコトブキヤから発売されているM.S.Gスパイクです。スパイクの先が尖りすぎていて、HGのフォルムには合わないのでサンドペーパーで先端を少し丸くしてあります。
ボール底面のバーニアは、「HG ジオング」のスカート内部の大型のモノに変更。これで出力3倍!
■マニピュレーター(腕部)
本来のマニピュレーター先端のハンド部分のみを使用し、小さく前へならえしています。
■デカール
「メガサイズモデル シャア専用ザク」のデカールを使用。
■カラーレシピ
GSIクレオスのミスターホビーを使用。(スミ入れのみタミヤエナメルカラーを使用。)
全体「レッド①」=ガンダムカラーCG185(MG「シャア専用ザク Ver.2.0」用)
全体「レッド②」=ガンダムカラーCG22(MG「シャア専用ザク Ver.2.0」用)
各部「グレー」=ガンダムカラーMSグレージオン系
ジオング マニピュレーター「グレー」=明灰白色1・「レッド」=キャラクターレッド・「イエロー」=キャラクターイエロー
コックピット「グリーン」=(コックピット クリアーパーツ裏から)クリアーグリーン
●塗装後、タミヤエナメルカラーのセミグロスブラック(エナメル溶剤で薄めたもの)で全体にスミ入れ→コックピット部分をマスキングし、トップコート(半光沢)。
漫画に登場した「シャア専用ボール」は「MG ボール Ver.Ka」をベースに作られていたため、今回の「HGボール」改造作品は一部形状が異なっているのですが製作後、プレミアムバンダイ限定の「HG ボールK型&ボール(シャークマウス仕様)」を入手したので「MG ボール Ver.Ka」に非常によく似た「ボールK型」を使用して忠実に再現した「シャア専用ボール」のHG版を製作したいと思います。(「ボール」言い過ぎ…。)
ギャラリー
最後に…
以上「シャア専用機スペシャル」改め「トニーたけざきスペシャル」でした。今回は、まさにビックリドッキリメカのオンパレード、ヤッターマンに登場しそうなメカたちでした。…というわけで、勢いでヤッターマンっぽい画像も作ってみました。ご覧ください!
チョットふざけすぎました…。m(__)m
次回からは、あの「超有名ゲームタイトル」とのコラボ作品をご紹介していきたいと思います。ヒントは…キノコ・毎回さらわれるお姫様・スーパーファミコンです。お楽しみに。それではまた…。
■ボックスアート
箱絵の画像、作るの大変だけど楽しい…けどやっぱり大変💧
■関連商品
■楽天 ホビー・ランキング(フィギュア)
■Amazon
→Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(フィギュア・コレクタードール)