【ガンプラ改造】GSB-20「プロトタイプターンダブルガンダム/プロトタイプターンダブルガンダム 戦術実証機」

ガンダム スクラッチ ビルディング タイトル画像

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バンダイスピリッツ 1:144 スケールプラスチックキット CONCEPT-X 6-1-2 モビルターンエックス改造

「CONCEPT-M 0-1 プロトタイプターンダブルガンダム」

CONCEPT-X 6-1-2 モビルターンエックス+モビルフラット(一部パーツ)改造

「CONCEPT-M 0-2 プロトタイプターンダブルガンダム 戦術実証機」

制作・文 / IRON FOX

 こんばんは。今さらではありますが、1週間ほど前にオンラインゲーム「フォートナイト」デビューした、アイアンフォックスです。隠れながら戦うスタイルが「メタルギアソリッドⅤ」を彷彿とさせ、いつもドキドキしながら…草むらに隠れています💧

 前回このコーナーでご紹介した、ピーチ姫の機体「モビルドール ピーチ」をもって「ガンダム×スーパーマリオワールド」コラボシリーズはいったん終了しましたが、今回はその余韻というか、オマケという感じで「1/144 モビルターンエックス」のキットを使用した「スーパーマリオブラザーズ」とのコラボ作品、「プロトタイプターンダブルガンダム」を紹介したいと思います。(名前長い…。)

 オマケと言っても、もちろん手抜きではありません。『∀ガンダム』の劇中、ギム・ギンガナム御大将の「このターンエックスすごいよ!さすがターンエーのお兄さん!」…と言っていたので、作品のほうもマリオの専用機「ターンダブルガンダム」より前(お兄さん)の機体=「試作機」として制作したのですが、さらに一部パーツを換装することによってバージョン2にあたる機体、「プロトタイプターンダブルガンダム 戦術実証機」とのコンパーチブルとなっております。(さらに名前長い…。)

 この「戦術実証機」は「ターンダブルガンダム」へと繋がっていく橋渡し的な機体という位置づけなので「ターンダブルガンダム」標準装備の武装の試作版を全て装備した実験機となります。「ガンダム THE ORIGIN」MSVの「プロトタイプグフ(戦術実証機)」という試作機があり、コンセプトが似ていることから、この名称にしました。

 記事の最後には「ターンダブル計画(プロジェクトターンダブル)」としまして、今回の「試作機」から「ターンダブルガンダム」のバリエーション機までの開発系譜図もありますので、ぜひご覧ください。

プロトタイプターンダブルガンダム/戦術実証機 画像1ページ目

プロトタイプターンダブルガンダム

プロトタイプターンダブルガンダム/戦術実証機 画像2ページ目

各部説明

 それでは、まずは「プロトタイプターンダブルガンダム」の説明をしていきたいと思います。改造箇所が少ないので、まとめて全体の説明をさせていただきます。

■全体

 頭部のアンテナを若干シャープ化、胸部の「X」の文字についた傷をマリオの頭文字「M」に変更、ボタンとしてパンチ(0.5cm)でくり抜いたプラ板を「ターンダブルガンダム」と同じ位置に貼り、そして「ターンエックス」両腕部のシールド取り付け部分の穴はプラ板で、背中のウェポンプラット「キャラパス」取り付け部分の接続穴はWAVEから発売されている、Z・バーニア3のパーツで塞ぎました。

■カラー

 機体カラーは、キノコ王国初めての試作機ということで初代「スーパーマリオブラザーズ」ゲームプレイ中のマリオ(レトロカラー)を参考にしています。

カラーレシピ

 GSIクレオスのミスターホビーを使用。(スミ入れのみタミヤエナメルカラーを使用。)

全体「レッド」=ガンダムカラーMSレッド

各部「グリーン」=オリーブドラブ(2)

ボタン・左手首「イエロー」=ガンダムカラーMSイエロー+セミグロスブラック(極少量)

各部「グレー」=ガンダムカラーMSグレージオン系

●塗装後、タミヤエナメルカラーのセミグロスブラック(エナメル溶剤で薄めたもの)で全体にスミ入れ→トップコート(半光沢)

■デカール

 PS4ゲーム「ガンダムブレイカー3」を参考にし、デザインが近い「MG サザビーVer.Ka」のデカールを貼りました。各部の白いラインも「サザビー」のものを機体のパーツに合わせてカットして貼っています。(下画像:塗装・デカール参考用)

ガンダムブレイカー3 プロトタイプターンダブルガンダム 塗装・デカール参考用画像

プロトタイプターンダブルガンダム 戦術実証機

プロトタイプターンダブルガンダム/戦術実証機 画像3ページ目

各部説明

 続きましてバージョン2にあたる「プロトタイプターンダブルガンダム 戦術実証機」の説明となります。

 「プロトタイプターンダブルガンダム」の頭部と腕部を、キノピオの機体「G-ワーカー」(モビルフラット改造)の予備部品で造られた、武装マウントパーツに換装した機体…という設定です。

 武装内容は「ターンダブルガンダム」の標準装備である「スーパーキノコ・ハンマー」、「ファイアフラワー・シールド」、「スター・ビームライフル」それぞれの試作型になります。

キノピオ専用モビルスーツ G-ワーカー 参考用画像
ターンダブルガンダム 参考用画像

■頭部

 見ての通りの「モビルフラット」の頭部です。先に説明した「プロトタイプターンダブルガンダム」よりもさらに一歩、完成形である「ターンダブルガンダム」に近づいた機体ということで、見た目はともかく…「プロトタイプターンダブルガンダム」にはなかった、明確なヒゲも取り付けました。

 マニアックな方はわかるかもしれませんが、このヒゲの元ネタはアニメ『∀ガンダム』第24話の劇中、レット隊が「ターンエーガンダム」に似せて、ヒゲを付けた「フラット」が登場する回からイメージしたもので、「ターンダブルガンダム」のヒゲへと繋がっていく過程としてもちょうどイイと思い取り付けてみました。うーん…マニアック☆

 ヒゲ自体は似たパーツがなかったので、頑張ってプラ板から切り出して作っています。微妙に左右対称ではなかったりするので、じっくり見ないでください…💧(頭部とヒゲを取り付けるためのフレームは、プラ板とコトブキヤM.S.Gのショートパイプなどで作ってます。)

 細かい部分ですが、一応「G-ワーカー」の予備パーツを使用した…という設定なので「モビルフラット」頭頂部の丸いモールドは、キノコの赤い斑点を再現するためバランス良く5つを残し、あとはパテで埋める…という「G-ワーカー」と同じ作業を施しました。

■腕部・武装

 こちらも二の腕以外の部分を「モビルフラット」のパーツをメインに制作しました。肩パーツは内部に「HG νガンダム」の穴の空いたパーツを使い、腕の付け根のピンに差し込むようにしています。

 右肩後部には、「ターンダブルガンダム」標準装備である「スター・ビームライフル」の試作型を「HG R・ギャギャ」のシールド接続アームを使って装着しています。ビームライフル本体は「ターンエックス」のキットのものを使用し、先端は「HG ターンエーガンダム」のビームライフルの先をカットして取り付け、その周りに「ターンダブルガンダム」のビームライフルと同じようにプラ板で星型になるようにしました。

スター・ビームライフル 説明用画像

 右腕の先端にはスーパーキノコを模したビーム砲内蔵のハンマー、「試作型スーパーキノコ・ハンマー」を取り付けました。それでは使用したパーツをご紹介します。

<試作型スーパーキノコ・ハンマー レシピ>

  • キノコ本体…「HG ガンダム」のハンマーパーツ半分
  • キノコの柄…コトブキヤM.S.G ショートパイプ(大)1つ
  • キノコの斑点…コトブキヤM.S.G リベット4つ
  • 先端ビーム砲…コトブキヤM.S.G モビルパイプ(小)1つ
  • ハンマーとショートパイプの隙間を埋めるエポキシパテ…小さじ1

 …となっております。キノコ周辺は「モビルフラット」脚の付け根部分のアーマーやガンダムバズーカ後部のフック、ジャンクパーツを使用し、「プロトタイプグフ(戦術実証機)」を意識した形にしました。(下画像)

スーパーキノコ・ハンマー 説明用画像
プロトタイプターンダブルガンダム 戦術実証機 右腕部 比較用画像

 さらに、このキノコを発射する(取り外す)と内部には後のファイアマリオを模した「ヘビーターンダブルガンダム」右腕に装備されている武器「ファイア・キャノン」の試作型も内蔵されております。使用パーツは、ガンダムエース付録「ガンダム対応武器セットA」の背中に装備している二連砲の砲身です。

 左腕に装備しているシールドは「ターンダブルガンダム」の装備品である「ファイアフラワー・シールド」の試作型ということで、花にあたるシールド部分と葉の部分は「HG ターンエーガンダム」キットのシールドパーツですが茎の部分は、先ほどの「ガンダム対応武器セットA」の二連砲の砲身以外の部分を使用しています。

ファイアフラワー・シールド 説明用画像

■カラー

 武装のカラーはどれも機体本体と同じく”試作型”ということで、初代「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム中に登場した、それぞれのパワーアップアイテムを参考にしています。

スーパーマリオブラザーズ アイテム 画像
スーパーマリオブラザーズ ©Nintendo

 腕部の色を青色にしたのは「ターンダブルガンダム」に繋がっていくことを考え、「スーパーマリオブラザーズ」のパッケージやイラストの赤と青(今のマリオとは赤と青が逆のカラーリング)のマリオのようにするためです。

カラーレシピ

 GSIクレオスのミスターホビーを使用。(スミ入れのみタミヤエナメルカラーを使用。)

腕部「ブルー」=ガンダムカラーMSブルー

武装「イエロー」=ガンダムカラーMS+セミグロスブラック(極少量)

武装「レッド」=ガンダムカラーMSレッド

各部「ホワイト」=ガンダムカラーMSホワイト

各部「グレー」=ガンダムカラーMSグレージオン系

「ブルー」=シルバー(銀)塗装後、クリアーブルー

ヒゲ部分「ブラック」=セミグロスブラック

●塗装後、タミヤエナメルカラーのセミグロスブラック(エナメル溶剤で薄めたもの)で全体にスミ入れ→トップコート(半光沢)→塗装後、アイ部分のみ筆塗りでクリアー(透明)を塗装。

■デカール

 「MG ユニコーンガンダム」のデカールを使用。

プロトタイプターンダブルガンダム/戦術実証機 画像4ページ目

ギャラリー

プロトタイプターンダブルガンダム 画像1
プロトタイプターンダブルガンダム 画像2
プロトタイプターンダブルガンダム 戦術実証機 画像1
プロトタイプターンダブルガンダム 戦術実証機 画像2

■「ターンダブル計画(プロジェクト ターンダブル)」系譜図

ターンダブル計画(プロジェクトターンダブル) 系譜図

最後に…

 気づいたら「ターンダブルガンダム」のバリエーション機、こんなに増えててビックリです。設定も考えながら、よくこれだけ作ったなぁ…と自分自身を褒めてあげたいですね。「よくやった👍」

 バリエーションで言ったら、まだまだネタが豊富なスーパーマリオシリーズ。「スーパーマリオブラザーズ3」のタヌキマリオやカエルマリオ、「スーパーマリオサンシャイン」のマリオのポンプやニセマリオなんかも作ってみたいですね。いまだ、改造に必要なガンプラが売ってませんが…。😧

 さて次回の作品ですが、今のところ全く決まっていません…。未定で白紙です。😯ガビーン…。

 うーん…どうしましょ💧とりあえず新作の前に、前回の「モビルドール ピーチ」のスカート姿を再現した形態は作ってみたいので、そちらを作りながら次回作を考えたいと思います。それではまた…☆

■ボックスアート

プロトタイプターンダブルガンダム/戦術実証機 ボックスアート画像

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