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→Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(プラモデル・模型)バンダイスピリッツ 1:144 スケールプラスチックキット “ハイグレード ビルドダイバーズ:R” モビルドール メイ
バンダイスピリッツ 1:144 スケールプラスチックキット “ハイグレード ユニバーサルセンチュリー” MSN-02 ジオング
バンダイスピリッツ 1:144 スケールプラスチックキット “ハイグレード ユニバーサルセンチュリー” MSM-08 ゾゴック(ユニコーンVer.)
バンダイスピリッツ プラスチックキット “ハイグレード ビルダーズパーツ” ボールデンアームアームズ他、改造
「モビルドール ピーチ 高機動型」
制作・文 / IRON FOX
こんばんは、アイアン・フォックスです。久しぶりのこのコーナーになります…。ずいぶん間が空いてしまいましたが、決してオンラインゲームの『フォートナイト』を遊びまくっていたり、ワールドカップ観戦に明け暮れていたりして遅くなったわけではありません。ホントのホントです。どちらもほどほどにしています…。😰
「スーパーマリオ」シリーズに登場するキャラクター「ピーチ姫」専用の機体、「モビルドール ピーチ」のバリエーション機として「モビルドール ピーチ 高機動型」を製作する…ということで、前回の記事(↓)では「モビルドール ピーチ」の上半身に、ブースターユニットとして、ほぼ無改造の「HG ジオング」のボディを装着、そして「ピーチ姫」(「スーパーマリオ」)に関連する武装も取り付け、あとは塗装を施すのみ…というところまで紹介しました。
しかし「今日から色塗り始めるぞー!」…と以前、録画した『ドラゴンボール超 ブロリー』を見ながら「ジオング」のパーツを塗装している時に、ふと「胸部両端(下画像)の出っ張りがシルエット的に少し違うんじゃねっかー?」…と気になり始め、しだいに「やっぱ違う気がすっぞ!」、「オラ、妥協はしたくねー!」、「フリーザァァァーッ!!!」…と、気持ちも元気玉もどんどん大きくなり急遽、「ジオング」のボディの上半分は改造をすることにしました。
大変なのはここからで、いざ改造する…と言ってもどう改造すればイイのやら…。気になる胸部の出っ張りをカットするのか、他のキットのパーツを使うのか、もしカットした後で「やるんじゃなかったー😣」…ってなったらどうしようとか…。
悩んだあげく、すでにある程度塗装していた「ジオング」の胸部パーツには手を加えず、遠い昔に購入し、部分塗装だけして組み立てた、バンダイミュージアム限定の真っ赤な「HG ジオング」をバラして、その胸部パーツの出っ張り部分をカットしてみましたが何とも上手くいかず💧、最終的に「モビルドール ピーチ」を操る「ピーチ姫」がクッパ軍の基地から奪取した…という設定を思いつき、クッパ専用MS「グッパ」でも使用した「HG ゾゴック(ユニコーンVer.)」のパーツを取り付けることにしました。
そんなこんなで、かなりの時間を費やしてしまいましたとさ…。やはりアイデアがすぐに思い浮かばないオールドタイプの私は時間をかけるしかなく「見える!見える!」と何が見えるのか、よくわからないニュータイプの「アムロ」や「シャア」のようにはひらめきません…。「見えない…私には見えない💧」
あっ!?…今、前置き長いなーと思われましたか?それくらいはオールドタイプの私でもわかります…。ではそろそろ写真のほうをご覧ください。どうぞ!😅
各部説明
今回、急遽変更して改造した箇所以外の制作過程は「モビルドール ピーチ高機動タイプ(仮)」の記事で、すでに紹介していますので、ここでは下半身のブースターユニットを中心に説明していきたいと思います。
■上半身
■下半身(ブースターユニット)
今回の作品のメイン、ブースターユニットは先ほども書いた通り、当初「HG ジオング」のボディを、ほぼそのままの形で使用する予定でしたが、時間の経過とともに胸部の形の違和感と全体的な手抜き感にさいなまれ、紆余曲折を経て経て経りまくった結果、「ジオング」の胸部の替わりに「ゾゴック」の股間周辺パーツを取り付けるという答えに何とかたどり着きました…💧
作業としては、まず「ジオング」腹部パーツの上のラインでボディ内部のパーツをカット、その上に「ゾゴック」腹部の前面ダクトから上の部分(モノアイ周辺)をカットしたパーツを上下逆さまにして接着し、統一感のあるデザインになるよう意識しながらエポキシパテで形作っていきます。さらに「ゾゴック」股間パーツも上下逆さまにして積み重ねました。(下画像)なんてトリッキーな使い方!😉
その股間部分の後ろ側にある、本来「ゾゴック」のバックパックへと繋がるパイプは向きを変え、その先端は「モビルドール ピーチ」背中のスラスター部分にある、ディスプレイベースのピン差し込み用の穴に取り付けられるようにしました。(エネルギーを供給しているイメージ。)
そのパイプに囲まれた内側のバーニアは、「ゾゴック」付属のバーニアパーツをそのまま使うつもりでしたが、ランナーから切り離した覚えもないのに失くなってしまったので、大きさがちょうど合った「HG ジム・スナイパーⅡ」脚部のバーニアに変更しました…。どこいっちゃったんでしょうか…。😣
股関節とアームの間に取り付けてある、何とも言えない色の円柱型のパーツは「HG ジュアッグ(ユニコーンVer.)」3連装ロケット・ランチャーのスイング可動部分のパーツです。
上画像の「ゾゴック」の股関節パーツがピンク色で、真ん中に水色の丸いモールドが入っているのは「モビルドール ピーチ」製作時に肩のパーツとして作ったものだからです。バランス的に大きすぎたため使用しませんでした…。(下画像)
この股関節のパーツはそのまま使おうとも思いましたが、水色のモールドが目、股間部分の出っ張りが鼻、その下の四角いモールドが口で顔っぽく見えたので(下画像)、けっきょく水色のモールドが入った穴はエポキシパテで塞ぐことにしました…。
ちなみに人間には、目や口となる逆三角形の3点(∵)を人の顔として見る「シミュラクラ現象」という脳の働きがあるそうです。木目などが人の顔に見えちゃうアレです。もしかして外敵なんじゃないかと察知する人間の防衛本能らしいです。ためになったね~。
■武装
●パラソル・シールド(+ビーム・ハンドガン)
ピーチ姫のパラソル(日傘)をイメージした、攻撃と防御どちらの能力も兼ね備えた装備になります。使用したキットは「HG R・ギャギャ」のシールドとシールドグリップ、パラソルの柄にあたる部分にはガンダムエース付録の「HG ガンダム対応武器セットA」付属のビーム・ジャベリンのパーツを使い、下部に「モビルドールピーチ」製作時に作ったビーム・ハンドガンを取り付けました。
このビーム・ハンドガンは、頭部に装着しているハンドガンのパワーアップ装置でもあるクラウン(王冠)と合体させることが出来るので、今回もこの組み合わせは外せないと考え、パラソルに装着させることにしました。(幸い、ジャベリン先端のピンのサイズと、ハンドガンの銃口の口径がピッタリ合ったので…。)👍イェイ!
●ゴールデンアックス2
「ビルダーズパーツ システムウェポン002」付属のヒートホークのパーツを使用し、「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム中に登場した「斧」に近い形になるように組み合わせ、エポキシパテで形を整えました。
今回は「2」ということで、「モビルドール ピーチ」製作時のゴールデンアックス(1)より、ひと回り大きいサイズになっています。前回の斧は「スーパーマリオブラザーズ(1)」、今回は「スーパーマリオブラザーズ2」の時の斧…というイメージです。
●レンガ・ミサイルポッド
「HGBC ボールデンアームアームズ」のミサイルポッドのパーツを使用。前面ミサイルハッチを「スーパーマリオシリーズ」ではおなじみのレンガ模様に見立てて分割されたラインをPカッター、彫刻刀、デザインナイフ、つまようじ、エポキシパテ等を使い変更しています。
一応、「ミサイル発射時に、このハッチはどう開くんだ?」…と突っ込まれるといけないので、ミサイルポッドの下側に「実はここに可動パーツがありまして、ミサイル発射の際には前面パネルが丸ごと前に倒れて開閉することになっています。」…というデザインがプラ板で申し訳ない程度に作ってあります💧(下画像)
■塗装
ブースターユニットの色分けは、見ての通り「ピーチ姫」の配色を参考に塗装していますが、「モビルドール ピーチ」の体や脚部にあるエネルギーの通り道のようなデザイン(水色部分)との統一感を図り、一部スカイブルーで塗り分けています。
■カラーレシピ
GSIクレオスのミスターホビーを使用。(スミ入れのみタミヤエナメルカラーを使用。)
●光沢カラーにはフラットベース(つや消し剤)を混ぜています。
「モビルドール ピーチ」上半身=ピーチ姫専用「モビルドール ピーチ」(GSB-19)参照。
ブースターユニット+武装
全体「ピンク①」=ピンク
アーム接続部分・スカート下部「ピンク②」=ピンク+レッド(少量)
各部「水色」=スカイブルー
各部「グレー」=ガンダムカラーMSグレージオン系
パラソル・シールド(+ビームハンドガン)「ホワイト」=ガンダムカラーMSホワイト
レンガ・ミサイルポッド、前面パネル(レンガ部分)=ブラウン(茶)
●塗装後、タミヤエナメルカラーのセミグロスブラック(エナメル溶剤で薄めたもの)で全体にスミ入れ→トップコート(半光沢)
■デカール
「MG サザビー(Ver.Ka)」、「ガンダムデカール No.23 MG 1/100 機動戦士ガンダム 逆襲のシャアシリーズ用」、「ガンダムデカール No.37 HG 1/144 地球連邦軍MS 2」のデカール等を使用しています。貼る位置については、今回もPS4ゲーム「ガンダムブレイカー3」内の「ジオング」のデカールの位置を参考に似たデザインのものを貼りました。
ギャラリー
最後に…
…というわけで今回の作品は、完成品だけではなくアイデアを出す段階からの製作過程も見てもらいたいと思い、2回にわたってご紹介してまいりました。実は毎回、悩みまくってるんです…。😣
そういえば改造記事が遅くなった理由がもう一つありました…。ガンダムに関連する曲をアレンジして紹介する「ガンダム ミュージック コレクション(GMC)」というカテゴリーがあるのですが、立ち上げてからまだ1曲も紹介出来ておらず現在、同時進行でそちらのミックスダウンをしておりました。
曲だけ(インスト)というのは学生の頃から作っていたのですが、ボーカルを録って本格的にミックスダウンするというのは初めての作業なので、思いのほか時間がかかってます…。作業をするまでは、録音した歌と曲をガッチャンコすれば、だいたいオッケーだと思っていましたが、やはりその道のプロがいるように、そんなに甘くはありません…💧
…というわけで、ただいま急ピッチで製作中でして年内にはご紹介出来ると思います。「ホントに大丈夫?」…と言われそうですが、一言だけ言わせてもらうなら…
「でーじょうぶだ!」
………。😯
ま…まだ「孫悟空」が抜けきっていませんでしたが、1日も早く披露できるように界王拳1.5倍ぐらいで頑張って完成させたいと思います!それではまた…☆
■ボックスアート
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