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「RX-93-X G-リキッド」
制作・文 / IRON FOX
はいどーも、IRON FOXでーす。お願いしまーす。頑張ってやっていきたいですけどもー。…さて、今回ご紹介するのは前回に続き『METAL GEAR SOLID(1)』より、リキッド・スネークの専用モビルスーツ「G-リキッド」をご紹介したいと思います。
※この先の文章から、ゲーム『METAL GEAR SOLID』のストーリーに関する《ネタバレ》が含まれていますので、見たくない方は写真だけフワっと見ていってください。
前回のソリッド・スネーク(以下スネーク)専用モビルスーツである「G-スネーク(Ver.S)」は、ゲーム『METAL GEAR SOLID(以下MGS)』のストーリー上、スネークが”劣性”遺伝子から誕生している…という設定を反映させ、伝説の機体「νガンダム」(=優性)ではなく、量産機である「ジェガン(エコーズ仕様)」(=劣性)をベースにし、一部νガンダムのパーツを使ったカスタム機としましたが、”優性”遺伝子から誕生したリキッド・スネーク(以下リキッド)の機体はνガンダムをベースとし、なおかつスネークの最大のライバルということで一部、サザビーのパーツを使い「スネーク=アムロ、リキッド=シャア」…というイメージにしてみました。
優性遺伝子なので、多分ファンネルも扱えるんじゃないかと思い、サザビーのファンネルラックも取り付けました。ちなみに『MGS』の劇中では、リキッド本人は最後までスネークのほうが優性遺伝子を引き継いでおり、自分はその絞りカス(劣性遺伝子)だと思っていたので、なぜかファンネルを扱えてしまう…という勝手な設定にしております。
またまた話が長くなってきましたので、そろそろ写真のほうをご覧いただきましょう。どうぞ!
G-リキッド[最終決戦仕様]
各部の大型アーマーを取り外し、防御能力は下がるが機動性は大きく向上する「当たらなければ、どうということはない」高機動型タイプ。「νガンダム」のシルエットに近づくようにしました。
各部説明
それでは、いつものように各部の説明をさせていただきたいと思います。
■頭部
νガンダムのフェイス部分に、リキッドの長髪に見立てたサザビーのヘルメットパーツを取り付けました。フェイス部分の口にあたる「への字」の三本線は、G-スネークは一番下を残し上の二本をパテで埋めましたが、G-リキッドは少し悪役顔にするため真ん中を残し上下二本を埋めました。
■体
胸部は、裸にコートを着ているワイルドだろぉ⤴なリキッドちゃんを表現するため、増加装甲のイメージでνガンダムのボディ(裸)にサザビーのボディ両端のパーツ(コート)をはめ込みました。胸の先端にはリキッドのドッグタグを模したメガ粒子砲(サザビー腹部のパーツ)を取り付けてあります。腰部の左前にはGMスナイパーK9付属のポーチのパーツ、腰両側にはサザビーのサイドアーマー、後ろ側にはリアアーマーを付けてコートを表しています。
[最終決戦仕様]
腰両側にはνガンダムの通常パーツ、後ろ側にはリアアーマーを取り付けるためのピンを隠すためにサザビーの股間部分のパーツを追加スラスターとして使用しました。
■腕部
右手だけ腕まくりをしている、プレイアーツ改(スクウェア・エニックスより発売)のリキッドのフィギュアを参考にして右手の肘から下(手首はサザビー)のみνガンダムのパーツを使用し、それ以外の部分はサザビーのパーツを使いコートを着ているようにしました。肩はリキッドの全体的なシルエットを考え、サザビーの両外側に飛び出しているパーツは使わずに小型化しました。
[最終決戦仕様]
肩アーマーを外し、νガンダムキットの肩内部パーツと交換します。
■脚部
右足の大腿部にビームガン&ホルスターのパーツを取り付けた以外はキットのままです。
■バックパック
νガンダムのバックパックを使用。ファンネルラック(サザビー)取り付け部分にはコトブキヤのM.S.Gショートパイプを使いました。バズーカはファンネルラックと干渉するため取り付けることが出来ないので、バズーカ取り付け部分は省略しました。
[最終決戦仕様]
サザビーのファンネルラックを取り外し、νガンダムのバックパックと交換。通常、左側のみのファンネル取り付けパーツを両側に変更。
■武装
武器はνガンダムのニュー・ハイパー・バズーカを改造した「スティンガー・バズーカ」(何か、名前カッコイイ☆)、右足大腿部のホルスターに収納されている「ビームガン」、サザビーのシールド裏に塔載されている接近戦用武器「ビーム・トマホーク」、そしてシールドマウントパーツに取り付けられた「ビーム・ライフル(νガンダム用)」、さらに胸のメガ粒子砲、さらにさらにバックパックのファンネルとなります。かなり豊富です。
装備はサザビー用シールド、νガンダム用シールド([最終決戦仕様]時のみ)です。サザビーのシールドにはELECOMから発売されている、プリンターでお手軽作成のタトゥーシール「透明」で作った「FOX HOUND」のシールを貼りました。
■カラーレシピ
GSIクレオスのミスターホビーを使用。(スミ入れのみタミヤエナメルカラーを使用。)
●光沢カラーにはフラットベース(つや消し剤)を混ぜています。
上半身・バックパック・シールド(サザビー)等「ブラウン①」=ウッドブラウン
膝下・足首「ブラウン②」=艦底色+セミグロスブラック(少量)
腰部・脚部(膝上)「グリーン」=土草色
各部「ホワイト」=ガンダムカラーMSホワイト
関節部・バーニア・バズーカ(一部)等=ガンダムカラーMSグレー連邦系
バズーカ(グリーン)=濃緑色
ファンネルラック・ビーム・ライフル・「最終決戦仕様(下の画像、右下部)」交換パーツ等「ブラック」=セミグロスブラック
●[最終決戦仕様]交換パーツは試験運用のパーツという設定にし、ファンネルも含めて黒で統一しました。(『METAL GEAR SOLID 2』登場、ソリダス・スネークのアーマーを参考。)
ヘルメット=ダークイエロー+ゴールド(金)(ごく少量)
ツインアイ「ブルー」=シルバー(銀色)の上にクリアーブルー
肩センサー・バズーカセンサー「グリーン」=シルバー(銀色)の上にクリアーグリーン
●塗装後、タミヤエナメルカラーのセミグロスブラック(エナメル溶剤で薄めたもの)で全体にスミ入れ→トップコート(半光沢)→各センサー部分にクリアー(透明)を筆塗り。
・余談ですが、前回の「G-スネーク」もそうでしたが顔の色は本当は肌色(※今は肌の色は人種によって違い、差別の問題にもつながる…ということで「うすだいだい色」や「ペールオレンジ」と言うそうです。)のほうが見た目的には元のキャラクターに近づくのですが、リアルさに欠けてしまう気がしたので、もしもガンダムの世界に登場したとしても整備士のユーモアで塗装されていたかもしれないギリギリの専用カラーリング…ということで、あえて白にしました。
■デカール
貼る位置は前回同様、PS4ゲーム「ガンダムブレイカー3」を参考にし、見た目が近いデカール(MGユニコーンガンダム、MGガンダム Ver.Ka、MGサザビー Ver.Ka等)を貼りました。下の画像は塗装参考用です。
ギャラリー
最後に…
…というわけで、いかがでしたか?「最終決戦仕様」は機動性を重視したスマートな形態にしてみました。「ドラゴン★ボール」のフリーザが変身を重ね、最終的にはシンプルになった感じですよ…地球人のみなさん。オーホッホッホッホー
今回は優性遺伝子=伝説の機体「νガンダム」というコンセプトで製作しましたので、なるべくνガンダムのパーツを多く使い、サザビーのパーツを雰囲気程度に贅沢に使用した「お金の掛かる1体」となりました。(ガンプラが超超プレミア価格の今だったらいくらになることやら…💧)
…というわけで今回は、ヘリを爆破されてもメタルギアREXの頭上から落ちても生きてる、しぶとい男「リキッド・スネーク」の専用モビルスーツ「G-リキッド」でした。パチパチパチパチ…
リキッド「まだだ!まだ終わってない!」
…ということで一応、自分の中では『MGS(1)』のコラボ作品は今回で一区切りつきましたので、最後に今までに登場した『MGS(1)』の機体(グレイ・フォックス専用ギャン、メタルギアREx-s(レクスェス)、ソリッド・スネーク専用モビルスーツ G-スネーク(Ver.S)、リキッド・スネーク専用モビルスーツ G-リキッド)の集合写真を載せたいと思います。はい、チーズ☆📷
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